高額買い取り業者の裏側にある企業努力とは?

パソコンを見て喜ぶ女性


引越しに伴う大掃除などがきっかけで、不用品を発見した場合はどうしますか?使い古してボロボロになり、どこからどう見ても価値のないものであればともかく、少しでも価値のありそうなものであればリサイクルショップなど不用品を買取ってくれるサービスに持ち込んでみようか、と考えるのではありませんか。

そのような場合、持ち込む側としては少しでも高く買取ってもらえるほうが嬉しいですよね。とはいえ、売却する側の努力だけでは、多少査定額がアップすることがあっても買取金額に大きく影響することはありません。店舗やサービスごとに買取金額が違うことにはもちろん理由があります。不用品買取サービスを提供する企業側も高く買取るための企業努力を日々行っています。はたしてどのような努力をしているのでしょうか。

高額買取につなげるために

独自の販路を持っている

段ボールをスキャンするスタッフ

ピアノなどの楽器類や、業務利用するものなどは需要の母数が少なくとも強い中古需要があるため、独自の販路を持つことで安定的に販売が可能となります。そのため、独自の販路を持つことで常に需要の様子を確認できるため高額買取をしやすくする工夫をしているサービスが少なくありません。

場合によっては、個人から買取ったものを海外に輸出することもあるため、自分の売ったものが国内でのみ消費されてほしい!という場合には買取依頼先をよく吟味する必要があります。

専門の査定担当者を配置する

白い手袋をした男性

たとえば同じ古本を買取ってもらう場合でも、その古本の価値を分かっている古書店のオーナーに依頼をするのと、チェーン店のアルバイト店員に依頼をする場合では、買取金額に大きな差があることは言うまでもありません。このように同じものであっても価値を知っているか否かで高額買取できるか否かに直結していることがわかります。

買取業者側からすれば、知識を持っている専門の査定担当者がいれば、より効率的に価値のあるものを買取ることができます。専門知識を持つ査定員の有無は買取業者にも大きなメリットがあるため、専任者を配置し、育成している業者も珍しくありません。

買取対象品、ブランドを限定する

ショーケースに飾られるレザーバッグ

なんでも広く取り扱う場合、扱っている品物すべてへの理解を深めることは不可能でしょう。あえて買取対象を狭くすることで、必要知識の量を少なくし、高額買取をしている業者は少なくありません。専門買取店が好例でしょう。量より質を重視することで、買取依頼者にとっても買取業者にとってもウィンウィンの関係を築いています。

専門店の中では、買取対象ブランドを限定することでさらに買取金額をアップさせる工夫をしている業者もあります。ブランド品といえばバッグや時計など、身に着けるものばかりを思い浮かべてしまいがちですが、業務利用するものにもブランド品はあります。その例が髪を切る美容シザーです。

美容シザーにはさまざまなブランドがありますが、シザー買取丸という買取業者では、人気の高い光シザーをはじめとした18ブランドのみを買取ることで、より買取金額を高くしています。

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